プリウスPHVのソーラー充電システムの元がとれるのは54年後

えっ!?54年もかかるの????
プリウスPHV公式サイトより



プリウスPHVのガソリン走行の燃費は37.2km/Lである。実燃費はもうちょっと下がると思うので同程度の燃費であるプリウスHVを調べてみたところ、23km/Lと推定できる(参照サイト)。
よって、ソーラーパネルが1年間に充電する1059kmを走行するためには、41.26L(=1059km÷23km/L)のガソリンが必要になる。プリウスPHVの燃料タンク容量が43Lなので、一回の満タン給油にも満たない量だ。
2月20日現在のガソリン価格の平均がレギュラー126.6¥/Lなので、41.26Lのガソリンは5224円である。
つまり、28万800円のソーラー充電システムは1年間で5224円分のガソリンの節約につながるが、元を取れるまで54年かかってしまう。
ソーラー充電システムは日本と欧州では販売するものの、最大の消費地であるアメリカでは「需要が無い」とのことで販売しないとのことだ。しかし、元がとれるまで54年掛かるのでは、日本と欧州の需要も心配である。
さらに言うならば、プリウスPHV(326万円〜)とプリウスHV(248万円〜)の価格差は78万円である。78万円あればガソリンが6161L買えるので、プリウスHVの実燃費(23km/L)ならば、14万1706km走行できる。
年間1万km走る長距離ユーザーでも、14年掛かってようやく電気走行によるメリットを享受できるというのは厳しい。
参照:http://agora-web.jp/

まぁ、こういう問題ってハイブリッドの出初めから言われている事で今更?って感じですけどね

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