スバルやポルシェが採用している水平対向エンジンですが、過去にフェラーリはバンク角が180度のV型12気筒エンジンを搭載していました。見た目こそ同じ平べったいエンジンですが、中身が異なるからその名称もちゃんとわけられているのです。
その大きなポイントが、クランクピンを共有しているのかどうかなのです。例えば4気筒の水平対向エンジンであれば4つのクランクピンがあり、4つのコンロッドがそれぞれのクランクピンとつながっていますが、バンク角が180度のV型12気筒エンジンではクランクピンは6つしか存在せず、1つのクランクピンに2つのコンロッドがつながっているのです。
180°V型エンジンと水平対向エンジンの挙動の違いをGIFで表しました pic.twitter.com/AOocXPma22— 川上イオル1日目D-06a (@kawakamioru) 2017年8月5日