改造旧車が爆走する旧札幌セキボウランド

概要欄より
1979年に開通した道央自動車道 札幌南インター建設のため、やむなく閉鎖された、札幌市白石区に有ったサーキット「セキボウランド」。立ち退きのため、最後のシーズンになった会場の様子です。
現在の周辺は住宅街になっていますが、この当時、周りに何も有りません。正面の丘には、現在厚別競技場の丘も森のままです。

札幌オリンピックの開催に合わせて作られた、1972年開通した北海道で最初の高速道路は、千歳-北広島間だったため、現在より札幌市内中心部まで、30分余計にかかっていました。
その7年後、ようやく札幌市内にできた最初のインターチェンジで、北に伸びる道央道は、札幌-岩見沢まででしたが、札幌南からは下道を走って、もう一度札幌インターから乗る必要が長く続きます。

懐かしい有鉛ハイオク仕様の改造車が、爆音立てて会場を走り回っています。

※この動画を公開するに当たり、撮影者に確認するため、当時の関係者に情報を求めましたが、「あれ?お前が撮ったんじゃなかったか?じゃあ誰だ?」と、逆に私が質問される状態。
当時ビデオカメラを持っている人は稀で、しかもビデオテープが高価な時代でしたから、皆でお金を出し合って、撮影とダビングを依頼してたのは覚えています。
私もこの当時、セパレート型のセットを持っていて、空いてる時には撮影、ダビングしてあげていたのですが、この映像には記憶がありません。
某レーシングチームが所蔵しいた映像で、チームオーナーからは、YouTubeへの公開承諾は得ておりますが、公開後に撮影者御本人からのお申し出があり、必要であれば削除対応させていただきます。

結局誰が撮影したのか、現時点では分からない状態ですが、当時のビデオカメラは粗末で、ズームとヒント調整は手動。手ぶれ補正なんてありませんし、大きくて重いビデオデッキとカメラが分かれ、ケーブルで繋がれているものでした。
バッテリーも1本数万円。だけど20分程度しか動かせず、質も悪い時代でしたから、数十回充電すると5分位しか持たなくなるので、これだけの時間撮影するためには、かなり費用がかかっていたと思います。
今では想像できないでしょうが、悪条件の中で、これだけの映像を残しているというのは、大変貴重な事だと思います。
元映像には、バッテリー切れと思われる途中で「ザーーー」や、繋ぎ目での映像の乱れが頻繁にあったため、その部分だけカットした状態で公開させていただきます。
正座して御覧ください。(笑)
動画はコチラ