日本が左側通行になったホントの理由は?

日本の左側通行って侍に由来してるって話をよく聞きますがアレってホントなの!?
世界を見れば右側通行の国の方が圧倒的に多いんですよね・・・・
青い地域が左側通行の国
出典:http://www.tofugu.com/japan/japan-drive-left-side-road/
記事の訳
中世の時代、刀を下げていた人は道路の左側を歩いていた。
これは鞘と鞘がぶつかり合って諍いが起こらないようにするためであり、馬に乗る時も刀が邪魔にならずに乗れるため、左側から乗っていた。

1700年代に入って馬車の時代が来ると、人は馬車の左側に座るようになる。
これは右利きの人が鞭をふるうのに都合がいいからで、馬車同士が道路ですれ違う時に鞭と鞭がぶつからないように、あるいは馬車同士がぶつからないように自然と馬車は道路の右側を通るようになっていった。

公式に右側通行がルールとなったのは1794年のパリからで、その後ナポレオンがヨーロッパを征服するにつれ広がっていった。
一方でイギリス、オーストリア/ハンガリー帝国、ポルトガルはナポレオンに対抗して左側通行を維持していた。
こうしてイギリスの植民地だった国は左側通行となった。

日本は帯刀をする侍の国だったので、左側通行は暗黙のルールとして存在していたが、公式になったのは鉄道が導入された1872年だった。
時の政府は鉄道システムを導入する際に手本とする国の候補をアメリカ、フランス、イギリスの3か国に絞っていたが最終的にイギリスに決定し、こうして左側通行がルールになったのだった
馬車鉄道や電気トラムも日本の鉄道と同じく左側通行となり、1900年ごろには自動車が見られるようになり、1902年に東京の警察によって初めて歩行者は左側を歩くようにと通達があった。
そして1924年、遂に左側通行が正式な法律となったのだ。
アメリカ占領下の沖縄は右側通行だったが、日本に返還された1978年7月30日に左側通行になった。
沖縄は20世紀になって右側通行から左側通行に切り替わった唯一の場所である

いくらなんでも侍の時代だからってすれ違いざまにカタナの鞘が当たったからっていきなり斬り合いにはならないでしょ~(笑)
結局のところイギリスが左側通行だったからそれに習った日本も左側通行にしたって事じゃないのかな?